人間は、生まれてくる土地を選ぶことはできない。でも、生きていく場所を選ぶことならできる・・・私の暮らすオーストラリアは、過去2世紀以上にわたり、故郷を離れ、新天地を求めて旅立った数百万もの人々を受け入れてきました。私もそのうちの一人として、2000年5月に移住してきました。そしていま日本から、私のメールボックスに日々寄せられてくる移住相談を通じて、「よりよい人生を求めてこの国に移り住みたい」という人々の熱い思いを感じています。
私は、ホームページ、メールを通じたボランティアベースの移住相談をここ3年ほど続けてきましたが、年を追うごとに問い合わせの件数は増える一方、そのうえ相談内容も以前では考えられないほど多様化してきて、私一人の限られた体験・見聞では対応しきれなくなりつつあります。そこで、移住相談を希望される皆様方におかれましては、当サイトにおける移住相談の趣旨をご理解いただくべく、以下の一文、ご一読をよろしくお願いいたします。
1.プロとして食っていくための移住相談
当サイトの移住相談では、「オーストラリアで専門的職業に就き、プロとして食っていくための実践的アドバイス」を主に行っています。具体的には、20代、30代を中心とする移住希望者が、オーストラリア労働市場の中でも比較的高収入と安定した雇用が望める専門的職業(Professional
Occupations)に従事するための職業能力のつけ方、職歴・学歴の積み方、永住権の取り方、就職活動のやり方、それらに付随する情報提供や精神的サポートを、相談の主眼とさせていただいています。
移住後はプロフェッショナルな仕事に就きたい、と考える方々にとって、当サイトの移住相談は大変有益なものだと自負しております。私自身、オーストラリア移住にあたって、専門のITエンジニアとして食っていくことを目標に掲げ、日本のIT業界で約3年間実務経験を積み、渡豪後の就職活動にも成功し、現在も豪州IT業界の一技術者として元気で働いています。こうした実体験に加え、豪州内で各業界の第一線で活躍している(或いは、それに向けて努力している)友人が多数おりますので、こうしたネットワークを活用して常にクオリティの高い相談ができるよう、日々努力しております。
では、それ以外の内容の移住相談に関してはどうなのか?当サイトは、基本的に「来る者拒まず」。どんな相談でも、余程のこと(公序良俗に反する内容だったり、人を小馬鹿にした質問だったり等)がない限り、できる限り丁寧に返事いたします。特に、プロ・専門的職業とは関係ない質問でも、私の文章を読んで共鳴したとか、なんとなく話しやすそうな雰囲気だからメールしてみた、なんてものは大歓迎です。
2.餅は餅屋・・・ですよね
でもやっぱり、「餅は餅屋」。人によって得意、不得意というのはあるものです。相談の内容によっては、私のサイトよりもずっとクオリティの高い移住相談ができるところも結構あります。ここでは、私の目から見て、素晴らしい移住相談を行っているサイトを3つ紹介します。いずれも大変メジャーなサイトなので、何度か耳にされたことがあるかもしれません。
APLaC
「アプラック」と読みます。1994年シドニーに移住され、語学学校紹介、ワーホリ・留学生を主な対象とする生活総合サポート業を営む田村さんが運営するこのサイトは、豪州関連日本語ホームページの草分け、パイオニア的存在です。私が移住相談を始める何年も前から、アプラックのサイトでは親身な、内容の濃い移住相談が行われてきました。今なお、そうです。
余談ですが、田村さんがアプラックのサイト上で毎週火曜日に発表するエッセイは、必読です。「人間がいかにして、シンプルで自然体でハッピーに生きられるか?」という彼独自の哲学が随所にちりばめられた、大変質の高い読み物です。田村さんのものの見方、生き方は、私のホームページづくりにも大きな示唆を与えてくれます。
「アプラック」の移住相談は間口が広く、誰でも利用しやすいものだと思いますが、特に語学留学、ワーホリで渡豪される方にはおすすめです。
パース通信
1988年にパースに移住され、当地で不動産コンサルタント業を営むDukeさんの運営するサイトです。現在ではすでに、「パースの日本語サイトといえばここ」といわれる位、知名度の高い定番サイトになりました。ここではパースの生活情報が手際よくまとめられ、強力なリンク集を持つほか、「神様」の異名を取るほど、掲示板上での懇切丁寧なレスに定評があります。
このサイトは、パース方面に移住される方はもちろんのこと、定年退職後第二の人生を歩むために豪州に移住される方の相談窓口としても、最適のものだと思います。
Living Room オーストラリア人と国際結婚した日本人(私もそうですが・・・)の交流の場としては、すでに定番サイトと言ってよいでしょう。このサイトでは国際結婚のいろんな事例が紹介されているだけでなく、数多くの掲示板を持ち、ビザ・在留資格の問題、パートナーとのコミュニケーションの問題、異国での暮らしの知恵など、国際結婚をキーワードとする幅広い相談活動が行われています。
また、独立永住ビザ取得に関わる技術査定の詳細、申請書式、移民規定の確認など、テクニカルな内容については、素人の私に質問するよりも、専門のビザコンサルタントに直接問い合わせた方が確実な情報が得られると思います。最近では、初回の相談を無料で行う業者が増えてきたので、うまく活用しましょう。例えばこのサイト。
NBCA
Staff
Service
3.掲示板、「メールで移住相談」の活用を
当サイトでは、メールでの移住相談のほか、掲示板を利用した移住相談も行っています。最近、この掲示板は大変にぎわっており、ここに質問を書き込めば、たぶん、ごく短期間に、いろんな方から回答をいただけるでしょう。正直言って、かなり使えます。お気軽にご利用ください。
但し、ウェブスペースに一般公開している掲示板ですので、もし、自分の質問を誰かに知られたくないとか、公の場での発言はちょっと・・・などとお考えでしたら、私宛てのメールにて相談をお寄せください。
その他、当サイトにはメールで移住相談のコーナーもあります。これは、私がメールで受けた相談を、本人の了解を得た上でウェブ上に掲載しているものです。まだまだ発展途上のコーナーですが、移住関連情報のデータベースとしてある程度使えると思いますので、ご活用ください。
4.返事、守秘義務について
当サイトでは、メールで寄せられた相談に対しては、3〜5日以内に回答できるよう、心がけております。旅行中でメールが読めないとか、相談案件が立てこんで超忙しい等、余程の事情がない限り、返事に5日以上かかることは、たぶんないと思います。
もし、1週間待っても返事が来ない場合は、たぶん、サーバーの調子がおかしくてメールが届いてないのでしょう。遠慮せず、再度送ってみてください。
メールで寄せられた相談の文面に関しては、本人の承諾がない限り、そのままウェブ上に公開することは決してありません。その代わり、実名を公開しないという条件つきで、相談メールから必要な文を抜粋して私のホームページに使ったり、私の友人へのメールの中で引用させていただく可能性はありますので、その点ご了承ください。
もし、私以外の人間に相談を知られたくない、ということでしたら、その旨メールでお知らせください。
5.人生相談は大歓迎です♪
当サイトの移住相談は、基本的に来る者拒まずのスタンスでやっておりますが、特に歓迎するのは、真摯な人生相談です。特に、オーストラリア移住や留学、国際結婚などを自分の人生の問題として真剣に考えている、ということが文面から読み取れる相談でしたら、内容に関わりなく、最大限の敬意を持って取り扱います。移住相談を通じて誰かの人生に直接関われる、ということが、私としても最大の喜びなのですから。
また、人生相談でなくても、オーストラリア(例えば社会、暮らし、旅行、産業、スポーツ、おいしい店、安い航空券など・・・)について知識として知りたい、という相談ももちろん受け付けます。その場合、自分は本やウェブでここまで調べたのだけれど、でも今ひとつよく分からないから、教えてください、というものなら大歓迎です。
6.逆にこういう質問はちょっと・・・ね
幸い、私のところにこういうメールは滅多に来ませんが、ごくまれに、質問の内容が明確でないもの(例.来月オーストラリアに家族で移住するので、アドバイスください)があります。何について知りたいのかが明確になっていないと、答える側としては困ってしまいます。
また、ごくたまに、本やウェブでちょっと調べれば済むことを、わざわざ聞いてくる人がいます(例.シドニーの人口について教えてください)。そういう場合、もちろん返事はしますが、でも人情として、「このサイトを調べたけど、見つからなかった」、「英文を一生懸命読んだけど、理解できなかった」みたいに、ちょっとは可愛げを見せて欲しいよな、と思うことがあります。
あと、愚痴っぽいことをつらつらと書いて寄越す人も時々います。私も人間ですから、愚痴の一つや二つは聞いてあげます。でも、愚痴をこぼす時の心理状態っていうのは、現状を変える意志も気力もなくて、文句だけブツブツ言ってるわけですから、私がいくら頑張って返事したって何の役にも立たんだろう、と思って空しくなることがあります。前向きに生きていれば、愚痴などこぼしてる暇はないのです。ですので、できるだけ前向きな心で、ぶつかってきてください。
7.日本語以外の相談について
当サイトの移住相談は、もちろん日本語が中心ですが、英語でもOKです。相談者のなかには海外で長年暮らし、日本語より英語の方が得意だったり、あるいはPCの日本語環境が使えない、いう方が結構いますので、その場合は相談文を英語で書いていただいて結構です(もちろん、ローマ字メールも可)。
また、中国語でもOKです。当サイトの読者のなかには、日本語が読める中国人の方が結構いらっしゃるようです。もし日本語より中国語で話したい、ということであれば、中国語でそのままメール送っていただいて結構です。繁体字でも簡体字でも、どちらも対応できます。
8.最後に、常連さんへお願い
最後になりますが、当サイトの移住相談を何度か受けて、それが役に立った♪と思われた方は、その体験を積極的にフィードバックしていただけると有り難いです。例えば永住ビザが取れたとか、就職が決まったとか、そういう喜ばしいことが起こった際、掲示板に書きこんだり、メールで報告していただけると、大変嬉しいです。その一つ一つが、私にとって、明日の移住相談に向けての活力となるのですから。
あと、私の移住相談を経て、オーストラリアでの就職を果たし、プロフェッショナルとして活躍されるまでに成長された方々には、今後、私の方からいろいろ「相談」させていただくことがあるかもしれません。その際は、是非ともご協力のほど、よろしくお願いいたします。 |