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光と音楽とファッションの新名所、柏に登場
柏VAT、駅前丸井にオープン

 激烈な競争と新装・改装を繰り返す柏駅前の三大百貨店のなかで、丸井の「ファミリかしわ」館だけは一昔前の商店街のたたずまいを残しており、周囲の高島屋、そごうに比べて「一時代遅れている」感が否めなかったが、今年に入ってそのイメージを払拭するべく2階〜7階部分の全面改装が行われ、10月2日、ついに「柏VAT」の新装開店オープンとなった。

 柏VATは、「光と音楽の総合ファッションプラザ」(だったっけ?)を銘打っているだけあって、2階から7階まで見事なほどにブランド店が並んでいる。ここは、完全に10台後半から20台前半の女の子、男の子をターゲットにしているようで、そのコンセプトの徹底ぶりはあの高島屋ステーションモールを凌ぐ。「光と音楽」をテーマにしているだけあって、フロア毎に違う色調(あの複雑な色の組み合わせは言葉では何と表現していいか分からないし、多分デジカメでも表現できない)のインテリアになっており、またフロア毎に別々の音楽が流れている。なかでも話題を集めているのが3階にある「EGOIST」で、今日訪ねた時も超満員だった。VATのオープン以来、柏の駅にもEGOISTの赤い(茶色い?)バッグを持った女の子の姿がとみに目立つようになった。(VAT内の店舗の紹介については、「千葉ウォーカー」が詳しい。)

 今日の私の目当ては、7階にある欧州古着専門店"Per Gramme Market(パーグラムマーケット)"。この店はその名の通りヨーロッパ各国から輸入した古着を「1グラム8円」という統一価格で販売している。品揃えはコート、ジャケットからスカート、Tシャツ、スカーフまで様々で、私が「これは欲しいな」と思ったものはほとんど毛皮や皮のコートだったが、グラムの量り売りだと値段が張りそう。商品毎に値札がついているのではなく、レジで商品の重さを計って値段を決めているのが面白かった。ちなみに1グラム8円という値段設定が高いのか安いのか皆目見当がつかない。ちなみにジャケットのコーナーで一番安い商品は9800円(123グラム)だそうだ。 

 幼い頃から「丸井は駅の前」というコマーシャルを聞き、中学生頃になると悪友と一緒に地下一階のエスカレーターの下に立って鏡に反射するお姉さんのパンティーをのぞいたりして育ってきた私にとって、今回の柏VATの新装開店は時代の流れを感じさせる、感慨深い出来事である。美しく生まれ変わった丸井VATの誕生は喜ばしい反面、昔の面影がほぼ完全に失われてしまってちょっと寂しい気もする。

 VATは「ヴァット」と呼ぶそうだ。ちなみにVATは英語で「消費税」"Value Added Tax"を意味し、あまりイメージの良い言葉ではない。どのような趣旨でこの名前をつけたのかは分からない。

 

 

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