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柏といえば、昔から「千葉の新宿」、「東の吉祥寺」と言われ、千葉県でも1、2を争う一大商業都市でありながら、その中途半端な位置(千葉、茨城、東京、埼玉の境に近い)と常磐線のイメージの悪さから、今一歩メジャーになれませんでした。全国はおろか、東京の渋谷あたりに行っても柏の知名度は低く、松戸と勘違いされることも数知れず(許せん!)。それがここ2〜3年、柏レイソルの台頭、Something
Elseの登場、甲子園での柏陵高校の活躍などで柏のメジャー化、全国区化が急速に進んできました。去年11月に「アド街ック天国」に取り上げられたこと(千葉県で三番目)、また今年6月に発刊された「千葉ウォーカー」の創刊号が柏特集だったことから、柏の存在感はとみに増してきました。
私は、柏に生まれ育ち、その後全国各地・海外と転々としましたが、結局「首都圏に住むなら柏が一番いい」と思い、去年7月に柏の駅前のマンションを購入しました(不動産投資の意味もありますが)。場所は、おばあちゃんの家から歩いて2分、まさに地元です。その地元民から見て、柏のどこがかっこいいのか、どこが自慢できるのかをまとめてみました。
1.隠れた有名人の出身地・柏
あまり知られていませんが、柏は数多くの有名人を輩出してきた土地です。思い付くだけでも爆風スランプ(地元・東葛飾高校出身)、ドリフの高木ブー、相撲の麒麟児(私の母校・柏二中の先輩です)、中日ドラゴンズの矢沢健一、三井ゆり、細川ふみえ(柏市内の高校に進学)など、芸能界、スポーツ界を中心に、錚々たる面々がそろっています。
(分析)柏に限らず、東京から30キロ圏内の国道16号沿いの地域は芸能人を輩出する地域として有名です(福岡県にはかないませんが)。やはり、東京に1時間程度で出られ、常に最新のトレンドに触れられる場所にいること、また「東京に近いけど東京でない」ことに対する潜在的な劣等感が、流行に対する感覚をより鋭くさせているのでしょう。
2.柏は音楽の都!東洋のウィーン・柏
あのSomething Elseを世に送り出した柏駅!柏は今や首都圏におけるストリート・ミュージシャンの一大メッカとなっています。夜8時から10時の間にこの駅に行くと、少ない日で5グループ、多い日で10グループ位のミュージシャンがギターやシンセ片手に思い思いの曲を歌っています。まるで一昔前の代々木公園のようです。また、彼らの歌や演奏は最近急速にレベルアップしてきたような気がします。
(分析)柏駅の一日の乗降客数は32万人と言われ、千葉県内ではダントツの一位、また首都圏全体でも常に10位以内という、要するに交通の要衝なのです。無論、柏の近辺にこれだけ人の集まるところはありません。流山、取手といった近在のミュージシャンたちも、「このあたりでは柏にいけば沢山の人に歌を聞いてもらえる」と思っているのでしょう。最近は、ホームレスのおちさんたちに交じって柏駅に寝泊まりする若いミュージシャンもよく見かけます。
3.半径500mで何でもそろう!大商業都市・柏
柏が「東の吉祥寺」と呼ばれるのは決して過言ではありません。駅前のそごう、丸井、高島屋、イトーヨーカドーといった百貨店群、銀座通り、二番街、サンサン通りといった商店街が織りなす商業の集積は首都圏有数です。地元に住んでいる実感としては、「半径500m以内で人生に必要なものは何でもそろいます。」実際、首都圏の他の街に住むと、ちょっとした買い物にも電車に乗らなければなりませんが、柏ではその必要は全くありません。
(分析)柏は「歴史のない若い街」です。周囲の松戸、小金、我孫子といった土地は水戸街道の宿場町で早くから開けていましたが、柏は明治時代まで馬の放牧をしてたような所でした。しかし、高度成長時代を迎えたころ、柏は未だにだだっ広い北総台地が広がっるだけ、という条件が幸いしました。昭和30〜40年代から、大百貨店の相次ぐ進出、大規模団地の開発等で柏は一気にこの地域の中心に躍り出ました。現在でもその地位は変わっていません。
4.人口の70%はギャル系!柏の週末
柏は若者に人気の街ですが、特に女の子に人気があるようです。週末にこの街を歩くと7割は10代の女の子だと思って間違いないでしょう。ワンカップおぢさんの多い常磐線沿線のなかでも、柏の華やかさはひときわ目立っています。
(分析)柏の駅前には渋谷のパルコを真似てつくられた「高島屋ステーションモール」(ステモと呼んでください)があります。ステモにはおもだったブランドはほとんどそろっており、これこそが女の子を引き付ける最大の要因と思われます。また、柏から1時間以内で行ける場所にこれ以上の規模の街がないこと(地方都市みたいだな)、柏に10代、20代向けの居酒屋、イタメシ屋が数多く存在していることも女の子を引き付けています。
5.スポーツの都・柏
Jリーグの柏レイソル、今年夏の甲子園でベスト8に入った柏陵高校の活躍を例に出すまでもなく、柏は以前からスポーツの盛んな土地です。野球の矢沢、相撲の麒麟児を輩出した他、ヤクルトの飯田、ロッテの小宮山などは柏近辺の出身です。また、隣の茨城県代表として甲子園の常連となっている常総学院や取手二高ナインのかなりの部分は柏出身です。
6.総武沿線より空気は2倍きれい!緑と安らぎの街・柏
同じ千葉県でも京葉工業地帯を控える総武線沿線に比べ、柏を中心とする常磐線沿線は空気がきれいなことが実感できます。実際、柏地域の浮遊粉塵の濃度は千葉市の約半分(かなり古いデータですが)だそうです。また、柏駅から15分程歩いた所にボーイスカウトが野営できる森があったり、大水田地帯が広がっている等、柏は緑の自然からかなり身近です。
7.Route16、Route6沿いの超安売りショップ群
柏は国道16号線と 6号線という二つの幹線道路が交差する都市で、その沿線には若い夫婦が車で買いにくることを当て込んだ格安のロードサイドショップが目白押しです。たとえば、16号線沿いにはおもちゃのトイザらス、パソコンのT-ZONE、6号線沿いには赤ちゃん本舗、電器のコジマなど、各種安売りショップが林立し、財布の薄い私にはかなりうれしい街となっています。
(分析)柏など国道16号線沿いの地域は年齢構成が若く、現在20代後半のベビーブーム世代が集積している所で、しばしばテストマーケティングの舞台になるような所です。トイザらスやケーブルテレビのタイタスなど、外資系の企業もこの地域ならペイするだろうと思って次々と参入してくるので、自然と価格競争が激しくなるのです。
8.こんなに便利なのに安い!お買い得柏の不動産
柏は都心(例えば大手町)から乗り換えなしで45分程度(上野からなら30分弱)の至近距離にあり、首都圏有数の商業機能が集積する便利な街なのに、千葉県、常磐線といったかっこ悪いイメージがあるため、都心からの距離が同程度の中堅商業都市(立川、藤沢、町田、所沢、大宮、船橋など)に比べて地価が1〜3割安く、不動産価格も低く押さえられています。私の場合も、柏駅徒歩5分の3LDKのマンションを2000万足らずで購入しました。正直言って、すごくお買い得だと思います。
9.実は知的・本の街。柏
柏といえば、若さとパワーばかりが目立ちますが、実は駅前に紀伊国屋、新星堂、アサノなどの大書店があり、駅から歩いて10分以内に古本屋が10数件もあるなど、結構知的興味を満たしてくれる街でもあります。また、柏には住区毎に近隣センターという小さい公民館のようなものがありますが、それら一つ一つに図書館が併設されています。欲をいえば、市の図書館を改善してほしいことくらいかな....
10.超メジャーな隣人たち!松戸、野田、我孫子
柏に隣接する松戸、野田、我孫子といった街は、全国的、世界的に有名な名物といえるものを持っています。たとえば、野田といえば世界企業・キッコーマンを擁し、松戸も世界的に有名なマブチモーター、また派手なコマーシャルで全国的に有名なマツモトキヨシの本拠地です。さらに我孫子は「北の鎌倉」と呼ばれる文化的な街で、武者小路実篤、志賀直哉、柳宗悦などといった白樺派の文豪たちが居を構えた場所でもあります。
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