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シドニー日記・職業生活編第67回

汗と涙の新居購入記−前編(2002/7/13)


 我が家のマイホーム購入計画も、いよいよ大詰めを迎えました。昨日朝の時点で、私(買い手)の提示額と売主の提示額との差が3000ドル(20万円)にまで縮まり、どちらか一方が譲歩すれば、めでたく成約という段階にまでこぎつけました。

 私が入居申込を出した物件は、シドニーの中心部から20kmほど西に行った、パラマタ(Parramatta)にある、3ベッドルームのタウンハウスです・・・といっても、日本在住の方がこれを聞いてもチンプンカンプン、ということも考えられますので、場所と物件について、もうちょっと詳しく説明いたします。

1.我が街、パラマタ

 シドニーに来たことがない方でも、2年前のシドニーオリンピックで、キューちゃんこと高橋尚子選手がフルマラソンで見事金メダルを獲得した、あのオリンピック会場をテレビで見た方は多いと思います。あの会場は、実はシドニーの中心から西へ15km離れています。そこからさらに西方、5kmほどいったところに、私たちが数ヵ月後に住むことになるであろう、パラマタの街があります。

 家探しを始めて1年余り、途中ブランクはありましたが、これまで広い広いシドニーを西へ東へ、北へ南へと歩きまわり、いろんな町でたくさんの物件を見てきました。首都圏でいえば、都心も見て神奈川県も見て、埼玉県も千葉県も見てきた、そんな感じです。世界中から来た移民が暮らすシドニー近辺には個性的な町がたくさんありますが、その中で私たち夫婦が(特に私が)一番住みたいと思った街、家を買いたいと思った街、それがパラマタなのです。

 どんな土地に住みたいか、それは個人の好みの問題です。私たちの場合は、「柏みたいな都会に住みたい」という気分がありました。千葉県の柏、それは私の生まれ故郷であり、親元離れて10年ほど日本各地を転々とした後、結局柏に戻ってきてマンションを買った・・・それほど愛着のある街です。仮に自分が柏以外の土地に育ったとしても、たぶん柏に家を買っていただろうと思います。他の土地が駄目だというわけではありません。柏が良すぎるのです。

 柏の良さ・・・まず、交通・買物の便が良い。東京都心から電車で30分強の距離だし、大手町、霞ヶ関、赤坂、表参道まで直通で行ける。始発は午前4時過ぎから終電は深夜1時過ぎまであります。また、沿線随一の商都と呼ばれ、買物の便の良さはおっそろしいほどです。柏駅から徒歩10分圏内と、国道6号線・16号線のロードサイド店だけで、人生に必要なものはすべて揃うと豪語して差し支えありません。柏周辺だけでなく、川向こうの茨城県や埼玉県、都内からも買物客が来るほどです。

 それだけではありません。柏は小規模ながら、人が集い、働き、遊ぶ舞台としての、都会としての魅力があります。柏で遊ぼう、柏で飲もう、柏に行けば何か面白いことが待っている・・・近在の人々は老いも若きも、女も男も、事あるごとに柏にやってきて、思い思いのスタイルでこの街を楽しんでいきます。例えばガングロ、厚底靴のお姉さんたちが、渋谷デビューする前の練習台として柏に集結するとか、第二の爆風スランプ、サムシングエルス(どちらも柏が発祥)を目指すミュージシャンの卵が、柏駅前のコンコースを舞台に思い思いの歌を披露して、その周りに何百名もの人垣ができるとか・・・柏という都会を舞台に、日々、幾千幾万もの人々の出会いがあり、それが共に刺激しあって、新しい文化を生み出していく。見ていて、実に楽しいものです。そんな都会に暮らせる喜びを、私たちは大事にしたいのです。

 オーストラリア最大の都市・シドニー、買物や交通に便利なところはいくらでもあります。でも柏のように、都会としての文化が花開いている土地はほとんど見当たりません。シドニー都心を除けば、基本的に2つしかないと私は思っています。それが、チャツウッド(Chatswood)とパラマタなのです。

 東の横綱チャツウッドと西の横綱パラマタ・・・シドニー郊外の二大繁華街は、実に対照的な表情を持っています。チャツウッドは、香港出身者を中心とした「お金持ちアジア人」の力によって近年急速に発展を遂げた都会です。シドニー最大の商都であり、ショッピング施設の充実度は群を抜いています。駅ビルを一歩出るとすぐショッピングモールになっていて、その両側に巨大ショッピングセンターと高層マンション群が連なるさまは、日本の大都会を彷彿とさせます(もう少しゆったりしてるけど)。アジア系人口の多いこの町は、フードコート、食堂、飲茶の類が非常に充実、街中いたるところに美味しいものが溢れかえり、休日になるとシドニー中からたくさんの人々が集まり、ショッピングとグルメを楽しみます。

 新興勢力チャツウッドと対照的に、パラマタは歴史ある「古都」です。豪州で二番目に古い街で歴史的建造物が多く、白人入植以来200年ずっと栄えてきた都市だけに、風格があります。また、商都チャツウッドに対し、パラマタはビジネス街の顔を持っており、高級ホテル、レストラン、カフェなどの類が充実しています。さらに、散策に楽しい公園パラマタ・パークがあり、その敷地内にラグビーリーグ名門チーム、イールズ(Eels)のホームグラウンド、パラマタ・スタジアムがあります(私の贔屓チーム♪)。その少し下流にはフェリーの船着場があって、シドニーの都心までフェリーでお出かけ、というおしゃれな芸当もできます。商店街、飲茶、高層マンション・・・思い切りアジアンテイストのチャツウッドに対し、公園、ラグビー、カフェ、フェリー・・・パラマタはもう少しヨーロッパ的です。が、最近はこの街でもヨーロッパ系以外の人口が急増中です。特に中近東系(レバノン、シリア、トルコetc.)と東アジア系(中国、韓国、ベトナムetc.)の伸長は著しく、各国語の看板が溢れる魅力あるコスモポリタン都市に変貌中です。

 いまパラマタには、2つの巨大ショッピングセンターあり、商店街あり、ビジネス街あり、官庁街あり、国際級のホテルが6つもあり、レストランやカフェは星の数ほど・・・何でも揃っていて便利です。この街は、将来に向けて大きく発展しつつあります。シドニーで最も人口増加が著しい西部地区の中心にあり、急増する人口を当て込んだ各種ビジネスが、狭くて高いシドニー都心を離れてどんどんパラマタに移転しつつあります。政府当局もその流れを認め、パラマタをノース・ライドと共に、シドニー副都心(Sydney's second CBD)として整備しようとしています。数年後にはパラマタとチャツウッドが鉄道で結ばれ、駅舎も見違えるようにきれいになる予定ですし、またパラマタ川の岸辺、フェリー船着場の周辺を整備して、トレンディなカフェ、レストランを誘致しようとする計画もあります。

 大きな繁華街を持ち、将来の発展がほぼ約束されているパラマタ。それなのに、地域イメージの関係で不動産価格はまだまだお買い得。チャツウッドに比べると断然安く、同じ40万ドルでもチャツウッドではせいぜい2ベッドルームのユニット(日本でいう2LDKマンション)しか買えないのに、パラマタなら3ベッドルームの新築タウンハウスが十分手に入るのです。もう少し頑張れば(45万ドル以上)、土地つき一戸建ても夢ではありません。まだまだ安いという「値ごろ感」と、これから値上がりするという「期待感」。そして、都会に暮らす喜びを味わえる「ライフスタイルの魅力」、それらが我々をして、「パラマタの将来を買おう」と、家探しに駆りたてることになったのです。

2.フェリーの見える我が家

 私たちが入居申込をした家は、3ベッドルーム、2階建て、築1年半のタウンハウスです・・・といってもピンと来ない方もおられるでしょうが、要は一戸建てを前庭から裏庭まで2つに割って、そのうちの1つに住むような感じです(Duplexともいう)。タウンハウスは、庭やプライバシーという一戸建ての良さを活かしつつ、地価の高い都市近郊に住むための手法として、シドニーでは広く用いられています。

 我が家(まだ100%手に入ったわけではないけど)の場合、敷地面積は183平米(約55坪)、建物の床面積は124平米(約37坪)ですから、サイズ的には日本の都市近郊の一戸建てとほぼ同じです。但し、間取りは日本よりも多少ゆったりとっています。基本構造はレンガ二層積み(Double Brick)、1階にはキッチンと大きなリビング、水まわり(トイレ、洗濯場)、小さい裏庭(Courtyard)があります。二階には寝室が3つと、バスルームは2つあり、うち1つは寝室と併設になっています(Ensuite)。車庫は2つあり、1つは建物の中(Lock Up Garage、カギが掛けられる)、1つは外にあります。

 この家の良さをいくつか挙げると、@すべての寝室が東か北に面していて(南半球だから、北が日当たりが良い)、窓が大きくとってあり採光が良い上、西向きの窓がないから、豪州名物の強烈な西日に悩まされることがない。Aレンガ二層積みでつくりが頑丈、防音がしっかりしていて、夏涼しく冬暖かい。B前のオーナーが衛星放送を受信していたので、パラボラアンテナとチューナーがタダで手に入る(我々にとってこれが一番有難いかもしれない)。難をいえば、裏庭が狭く、あまり開放感がないこと(でもバーベキューくらいはできる)。リビングから裏庭に直接抜けるドアがないこと(市役所の許可とって設置する予定)ですが、この辺はいろいろ工夫して、住みやすくしようと思います。

 立地はかなり魅力的です。パラマタの駅からは多少遠く、徒歩で20分近くかかりますが、現在パラマタ川沿いに遊歩道をつくる工事をしていて、今年12月に予定通り完成すれば車道を通らずに繁華街まで行けるようになるので、散歩が楽しみです。フェリー渡船場からは徒歩10分、最寄りのバス停からは徒歩1分の距離です。非常に閑静な住宅街にあり、大通りのクルマの騒音がほとんど聞こえません(これは、昨今のシドニーでは得がたいことです)また、。歩いて10〜15分ほどのところにウェスタンシドニー大学のパラマタキャンパスがあるので、大学生に間貸しするにも便利です。引っ越したら、私は会社まで片道約20分のクルマ通勤(クルマ買わなきゃ)、妻はパラマタの駅から電車、もしくはバスでの通勤となるでしょう。

 我が家はパラマタ川から近く、二階の窓からは川を行き来するフェリーの姿が時々眺められます。あとラグビー気違いの私にとって、パラマタ・スタジアムまで歩いていけることはすごく嬉しいです。引っ越したら、ラグビー仲間が我が家に集結することになるでしょう。私の妻は、最寄りのリバーバンク・ショッピングセンターから買物袋を持って歩いて帰って来るのが楽しみなんだそうです。彼女はオーストラリア育ちですが、クルマでショッピングセンターに乗りつけて一週間分の食料をまとめ買いするオージースタイルより、毎日商店街に繰り出して(ママチャリなら尚可)、こまごまと買い物する日本スタイルの方が性に合っているそうです。クルマがないと買い物さえできない郊外住宅地より、都会パラマタを選んだ理由はここにもあります。

フェリー船着場から新居までの道(クリックで拡大できます)
パラマタの船着場 パラマタ川南岸の遊歩道 Gasworks Bridge パラマタ川北岸の遊歩道 新居近くの住宅地

3.煮ても焼いても食えない奴ら〜シドニーの不動産屋

 これまでいいことばっかり書いてきました。日本在住の読者の皆様は、「あらいいわねえ〜。オーストラリアに家買うなんて、うらやましいわ〜」などと言ってるかもしれません。いいえ、とんでもございません。ここに至るまでの過程は、本当に大変だったんです。初めての経験だからかもしれないけど、オーストラリアで家を買うのはすごく疲れます。ストレス溜まります。血圧上がります。白髪も増えます??もう金輪際、とまではいわないけど、あと5〜6年は、この国で不動産購入など絶対やりたくない、というのが正直なところです。

 最初に立ちはだかる難関(?)は、不動産屋です。私はこれまで、何十名もの不動産セールスマンと接してきましたが、良い印象を持ったことはほとんどありません。客を客と思わない、態度が横柄、約束は平気ですっぽかす、売主とグルになって嘘をつく、こっちが無知なのをいいことに平気で騙そうとする・・・これまで何度、「しばいたろか」と思ったことか。私と同じ時期に家探しをしたオージーの友人も同じようなことを言ってました。昨今のシドニーの不動産屋は、海千山千、煮ても焼いても食えない、不誠実、嫌味な奴といったところが世間相場なのかもしれません。

 思いつくまま、彼らの悪行(?)の数々を挙げてみましょう。

@約束すっぽかし
 7月6日(土)、私は妻と一緒に、パラマタ近辺で計5軒の物件を下見(内覧)しようとしました。各不動産屋とは前々日と前日に、内覧の時間と場所を電話で確認しておきましたし、私の連絡先(携帯番号)も伝えておきました。ところが蓋を開けてみたら、1軒目は内覧時間が突然変更になり(私に電話連絡一切なし)、2軒目は売買契約が決まったため内覧が急遽取りやめになり、3軒目は無事内覧できましたが、4軒目は約束の時間になってもセールスマンが現れず、10分以上待ってしびれを切らして彼の携帯に電話したところ、「1時間前に契約が決まったので、内覧は取りやめた」という返事が。続いて、「携帯に一度電話したけど、つながらなかった」というお決まりの言い訳(でも受信履歴を確認したところ、彼が電話した形跡は全くなし)。ここで、私はキレました。「お前は俺の時間を無駄にした。どうしてくれるんだ!」と。そのあと、電話口で何分間かやりあいましたが、全く埒があかないので電話を切りました。

 最後の5軒目の内覧、私はこれまでの経験でさんざん懲りたので、約束の時間の30分前に担当のセールスマン(女性)に確認の電話を入れました。「お前は確実に来てくれるんだろうな。自分はこれまで別の不動産屋に約束を何度もすっぽかされて時間を無駄にした。そんな思いをするのは金輪際ごめんだ」と伝えました。彼女は時間通りにちゃんと来てくれました。が、結局この日内覧できたのは5軒中たった2軒だったのです。私はシティから電車賃払ってパラマタまで来ているわけだし(東京都内から埼玉に行くようなもの)、妻は職業柄(航空会社の飛び職)、シドニーにいられる日数が限られるから、この日は是非とも5軒見たかったのです。それがこんな結果になってしまい、私は深い挫折感を覚えつつ、がっくり肩を落としてシティへの帰途についたのです。

A契約書にサインを強要
 不動産セールスマンの収入は、成約できた件数に大きく左右されます。ですから、どうしても「売らんかな」の態度が前面に出てしまいます。不動産を商品としてガンガン売ろうとするセールスマンと、一生の買い物だから慎重に選びたいという買い手との間の温度差は非常に大きいものがあります。が、その辺の機敏をわきまえないセールスマンは、「買え!買え!」の一点張りで、買い手の反感を招くことになります。

 一番すごかったのは、第一回目の内覧で、「良い物件でしょ。さ、契約書にサインして」といった女性のセールスマンです。それも入居申込書じゃありません、売買契約書(Contract for sale)にサインさせようとするんです。ここは契約社会のオーストラリアです。5日間のクーリングオフ期間はあるにせよ、基本的にはサインしたら最後、もう後戻りできません。買い手にとっては、決して安い買い物ではありません。人生の一大決断なのです。その辺の「重み」を、彼女はどう考えてるんでしょうか?

 あと、別のセールスマンは、売買契約書にサインさせようとする時、売買金額欄を白紙にしたまま、サインすることを勧めました。恐ろしい〜。そんな契約書、恐くてサインできません。豪州はもちろん、どこの国の常識で考えたって、そんなこと非常識だと思います。

B売主と一緒に嘘をつく
 豪州は日本と違って、住居に対して行った構造上の変更(窓を取り付ける、冷暖房の壁に穴をあける等)は市役所に届け出て、許可をもらう決まりになっています。日本人の感覚としては、役所が何もそこまで細かく管理しなくても〜と思ってしまいますが、悪法も法なり。その手続きを踏まないと違法になってしまいます。ですから買い手としては、売主が行った変更について、それが法的手続を踏まえたものであるか、慎重にチェックしなければなりません。

 ある物件を内覧した時のことです。前のオーナーは、木製デッキ、陽よけなど、各種の構造物を設置していました。そこで、私はそれらが市役所に許可を得たものであるのか、口頭で質問しました。すると、売主と不動産屋は、共に「イエス」と答えました。その頃は、私もまだまだ純情(?)で、ついつい不動産屋の言うことを信用していましたから、ひとまず安心してしまいました。

 ところが、弁護士(Solicitor)を雇って相談したところ、「違法建築でないかどうか、書面で確認をとった方が良い」ということになり、私はすぐさま不動産屋に問い合わせました。そしたら、「今から確認する」という、要領を得ない答えが。私は弁護士の勧めもあり、早速パラマタ市役所に確認に行きました。そしたら、届出は全く出されていないという事実が発覚!!そこで不動産屋に再度確認したところ、「あのデッキは、面積が20平米以下だから、届出しなくても良いのだ」という回答でした。でも彼は、私が内覧した時、確かに「許可をとった」と言ったはずなのです(私の聞き違いかもしれませんが・・・)。

 例のデッキについては、違法建築という証拠も得られなかったので、結局不問に付しましたが、モノを売るなら、しかも数十万ドルの高額商品を売るなら、そのくらいは確認して欲しいよ〜それさえやってくれたら、俺がこんな無駄足を運ぶ必要もないのに・・・と悲しい気持ちになりました。

 オーストラリアの不動産屋は、日本と違って売主からしかコミッションを取りません。ですから売主の側に立ち、できるだけ高く売ろうとします。特に今のシドニーは、バブルの余韻をひきずって完全に売り手市場ですから、彼らは買い手のことなど、これっぽっちも考えていません。彼らは海千山千、豪州の不動産取引についてズブの素人である私を騙すことなど朝飯前です。「この物件は競争相手が多いんだよ。すぐ取られちゃうよ。自分のものにしたければ、今すぐサインしな」という手できます。私がこれまで接したどの不動産屋もそうでした。ですから買い手としては、彼らの言うことは100%嘘だと疑ってかからなくてはいけない。そうじゃないとまともな買い物さえできない・・・彼らと丁々発止やりあっているうちに、私はそう確信しました。

 住宅の買い手という立場になってみて、私はこの国の不動産取引のあり方に疑問を感じました。圧倒的に売り手優位にできていて、リスクがあまりにも買い手に集中してしまっている。極端な話、売主と不動産屋がグルになって、欠陥住宅を掴ませようとする、買い手はそれをごく短期間のうちに見破らなくてはいけない。そのためのコストはすべて買い手側の負担になるし、それができなければ、買い手は住宅ローンを山と抱えたまま泣き寝入りするしかないのです(もしくは、他の誰かに欠陥住宅を売りつけるしかない)。この辺の事情と、不動産の賢い買い方については、次回(後編)で詳しくお話ししますね。あと新居購入の結末がどうなったかについても、後編に乞うご期待。

後編に続く
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