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今、外貨預金がブームですよね。日本円で定期預金しても年利1%に遠く及ばない現状では当然のことだと思います。米ドル、英ポンドなど海外の主要通貨で定期預金すれば年利5%はざらです。しかし、実際には為替変動リスクが大きく、一夜にして年利分がふっとんでしまうことを懸念して、いま一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
外貨預金に関する私の考えは次の通りです。@自分の資産を3つ以上の主要通貨で持つことにより、為替変動リスクをヘッジする。A外貨預金を日本円で引き出すのなら、最低5年間は預ける、Bもし現地通貨で使うことを前提とすれば、1年以下の定期預金でも良い。
まず、@に関してですが、今の為替変動の激しさからすれば自分の資産を一つの通貨でのみ持つことはかなりリスクがあると思います。そこで、日本円、米ドルと欧州通貨に分けて持つならばかなりの程度為替変動リスクをヘッジできると思います。冷静に考えれば、世界大恐慌のような事態でも起きない限り、これらの3つの通貨が同時に暴落することはほとんど考えられないのですから。
またAに関してですが、いくら年利の良い外貨預金であっても日本円で引き出すことを考えれば1〜,2年という短い期間でモトをとることは難しいと思います。実際、どの銀行でもある通貨の売りレート(TTS)と買いレート(TTB)との間に往復3〜5%の差があるもので、それだけで一年分の金利位は食いつぶしてしまうのです。また日本では銀行の利子に20%の税金がかかることも忘れてはなりません。例えば日本円100万円をオーストラリア・ドルで1年間の定期預金(年利4%)をしても、たとえ為替変動がゼロでもモトが取れないのです。定期預金のTTSが76.0円、TTBが73.0円として試算してみると...
| 預金開始時点 |
1,000,000÷76.0 = 13,158 豪ドル |
TTS = 76.0円 |
| 満期時点 |
13,158 × (1 + 0..04 × 0.8) = 13,578
豪ドル
13,578 × 73.0 = 991,263円 |
年利 = 4%
税金 = 利子の20%
TTB = 73.0円 |
結局1年くらい預けただけでは円高に振れない限りモトが取れないことになります。もちろん、5年、10年もの長期間預けたならば話は別ですが...
最後にBに関してですが、もし日本円に戻さずに現地通貨として使うことを考えるならば1年間でも十分割に合うと思います。例えば、私は日本国内で豪ドルの定期預金(年利4%前後)をしているのですが、満期になった時点でそれを全額オーストラリアに送金しようと考えています。100万円を1年間預ければ利子だけで3〜4万円儲かり、送金の手数料は多くても7,000円位なので、十分もとが取れます。私は来年オーストラリアに移住する予定ですが、送金した豪ドルを同国内で使うも良し、またより良い利率の預金やファンドに乗り換えても良いと考えています。
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